


春日
楽器の
ギター、特にThe KasugaとK・CountryのHCシリーズの上位機種は今もってあらためて評価するに値する
アコースティック・ギターだと感じる。何をして優秀なギターなのかは、人それぞれによって評価は違う。製品という意味では“値段の割りに”の対局は、“値段に関係なく”になるのだろうが、ことギターに関してはこれが成立しない個体も当然出てくる。それはギター製作の優秀性とは違った“音”という内面が評価の最終項目にあるからだ。素晴らしく希少な木材で美しく作られたギターで、プレイヤビリティーも高く高名なルシアーが制作した物でも出音が
ペラペラでは話にならない。高音から低音までバランス良くなり、粒立ちのあるハカランダ特有のふくよかで張りのある音が出ても、弾きにくいギターではいい
音楽は作れない。このThe Kasuga・BGシリーズは、音も素晴らしく弾いていて心地よいギターだと感じる。
マーティンの60年代以前のD-28寄りというと反論は当然あるだろうが、個人的にはよくぞここまでこの値段で日本人が良く作った!と感動する。マーティンがいくら良い音が出ていようが、コストパフォーマンスからではなく、僕はThe Kasugaを選ぶだろう。いろいろなギターを触らせてもらっていると、見て弾いてみて大体のことは分かるようになった。なけなしの
財布をはたいて所有したギターはかなりの本数になるが、所有して初めて分かることがある。
道具として考えるギターなのか、芸術品として所有する喜びを感じるギターなのかで、はたまたギターは鳴ればいい!とか、世界に一本が好きな人も・・・ギターでその人がよく分かる。持つ喜びの
マーティンより、弾いてなんぼのThe Kasugaが大好きです!