2009年05月29日

イバニーズAW90&AW70

IMGP1783.jpgIMGP1784.jpgアートウッド・シリーズは、ピックガードに至るまですべて自然素材を使って製作されたギターという触れ込みで、イバニーズから70年代末から80年代初頭に発売された。前はイバニーズと呼んでいた名称がアメリカの呼称に沿ってアイバニーズとなったらしいが、現在アイバニーズは当時と違いハイエンド・ギターとヘビ・メタ系のアーティストに愛用されていて、ずいぶんとイメージが変化した。スキャロップト・ブレイシング、オリジナル・チューナー、サドルもチューニングに配慮した削り出しになっていて、全機種オール単板でAW90はバックがローズウッドで、AW70はマホガニー。どちらもトップはエゾ松でネックはアフリカン・マホガニーという贅沢な仕様。このギターの場合、マホガニー単板もローズウッド単板もよく似た音響特性を持っているので、AW90を弾いた後にAW70を弾くとどちらもローズウッドだったかのように感じられる音色を持っている。アバウトな造りではなく、丁寧にしっかりと組み込んだという職人の息使いが感じられる真面目なギターという印象は、実際に弾き出すとそれ以上に精密な設計があったことを感じさせてくれる。今でいう量産品ではなく、マーティンでいえばGE(ゴールデン・エラ)のようなフィーリングが感じられた・・・値段は5分の1でこれを作った星野楽器は偉いと思う。もちろん当時の貨幣価値とすればもう少しGEは安かったのだろうが、材は当時の方が豊富で質も良かったんだろう。 どんなに弾きまっくっても、絶対に暴れない御淑やかさを持つギター。
posted by 佐伯進 at 01:45| Comment(1) | TrackBack(0) | アコースティック・ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
イバニーズのアコギは実際見たことがないんですが、アーティストモデルのフルアコとかほんと作りが丁寧ですよね。
Posted by at 2009年06月14日 05:09
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